- 36a パーフェスの地 -




■パーフェスの地 A

軍師ヒューゴー
「これが現時点での状況じゃ。
 頭に叩き込んでおけよ。


それでは説明を始めるぞ。


今回は、北に位置する『レネヴェ城』を
本拠地として行動することになる。

目標となるのは、本拠地から南西に向かって
約2日の距離にある『ヴィジィ砦』じゃ。
この砦の制圧が今作戦の目的となる。


先行していた偵察部隊の報告を信じるならば、
この地域は魔界の住人の支配下にあるらしい。

奴らが何を目的としているのかはわからんが、
見過ごすわけにはいかんぞ。

夜の闇は奴らの味方じゃ。
夜間の戦闘は、出来るだけ避けるようにな。



軍師ヒューゴー
「魔界の住人達が王都を守る
 状態となっておる。
「くれぐれも注意して
 進むんじゃぞ。

■MissionStart

□グレブミング
<金> 若い女性
「南に行けば、王都ウィニア。
 パラティヌスの最中枢よ。
「魔界の住人が現れ、国が乱れ…、
 時代が、あなた達の出現を
 望んでいたのかもね。


□紡績の地クレムス
老人
「おまえ達、ここの魔物を
 掃討しようというのかい?
「ならば、一つ教えておこう。
 ここの魔物を束ねている奴は、
 恐ろしい魔力を持っている。
「その怪しい眼差しは、
 見るもの全てを、物言わぬ石に
 変えてしまうのじゃ。
「何か、眼差しを遮るものがあれば
 良いのじゃが…。


□バイトラ
<金> 年輩の女性
「北の山脈の向こうに
 雪原が見えるでしょう?
「あれより北の雪原が北の大地よ。
 言ってみればパラティヌス
 北部ってことなのだけど…。
「年中、雪が降り積もり、
 人はあまり住んではいないの。
 でも、北方の拠点はあるのよ。


□工業の地サーロ
<藍> 少女
「なんで、なんで!!
 ココって国の中枢でしょ!
「こんな所にまで魔界の生き物が
 いるなんて…。この国は、一体
 どーなってるのよッ!!
「あ、あなたたち、革命軍でしょ!
 ほら、早いトコ、あんな化け物
 革命しちゃってよ!!


□ソンドリオ
<金> 年輩の男性
「ずっと北に、いびつなカタチを
 した内海があるだろう?
「昔は北の大陸と、
 綺麗に地続きだったらしいよ。
 …何故、別れたかって?(ママ
「開闢王が究極の力ってヤツで
 ぶった切ったのさ…。
 大地を切り裂く力…本当かねぇ?


□寒村ケルメント
<藍> 年輩の男性
「冥煌騎士団も散り散りか…。
 だが、これで終わりとは思えん。
「なんせ、ローディスには十六もの騎士団
 があるからなぁ。ローディスの首都
 神都ガリウスだけで…
「五つの騎士団を抱えていやがる。
 教皇さえも騎士団を持ってるって
 言うんだから、恐ろしいよな。


□教示の地ベルス
シスター
「もう、終わりなのでしょうか?
 人が暮らせる世界は…。
「これも人が招いた運命。
 自業自得かもしれません…。
 …いいえ、まだ…、
「まだ、希望はあります。
 貴方(男女同)たちの様な方がいる限り、
 きっと希望が…。
「ああ、神よ!!
 彼らに光の加護を…。



□レバディア砦
酒場の親父
「クソッ! ここにも魔界の
 奴らが現れやがった。
「一体何だって言うんだ?
 何故、突然こんな事に…。
 奴らの目的は何なんだ?
「まさか…オウガバトル…。
 オレ達から、この土地を…
 大地を奪おうっていうのか?


□ヴィジィ砦
女性リーダー
「これ以上の暴挙は許さないわ!
 自分達の世界へ帰りなさいッ!!
男性リーダー
「これ以上の暴挙は許さん!
 自分達の世界へ帰るがいいッ!!
邪眼大公ミュルミュール
「邪魔をするな人間共よッ!

「貴様等の王の野望を。
 …我等が女王の復活を。

Fight


■クリア後
<城内:マグナスとミュルミュール>
マグナス
「何故だ…? 何故魔界の住人が、
 一部の人間に協力する?
「お前達は人間を憎んでいるのでは
 ないのか?

邪眼大公ミュルミュール
「我等の女王を復活させる為ならば、
 その程度の感情は御せる。
「何より…
 ダニカ様の封印は人間にしか…
 王家の者にしか解けぬのだからな。
マグナス
「…王家の者だけだと?

邪眼大公ミュルミュール
「ダニカ様と、
 ……王家の人間…
「同じ血を引く…
 遠い兄…弟…
 …なの…だ……


(会議室:「ユミルの行方」)
マグナス
「どうだ、何か分かったか?

蒼天騎士団戦士(ニンジャ)
「申し訳ありません。手に入れた情報
 全てが、噂の域を出ないものです。 マグナス
「構わない、教えてくれ。

蒼天騎士団戦士
「はい。

蒼天騎士団戦士
「まず、現在中央を支配しているのは、
 プロカス王ではないようです。
「どうやら“契約の子”“真王”と
 呼ばれる者が、その実験を握っている
 ようです。
「次に魔界の住人達の目的ですが…
 彼等は“魔界の女王”なる者の復活の
 為に働いているようです。
「そして、その魔界の女王とは…
 “ダニカ神”であるとの事です。

軍師ヒューゴー
「ダニカ神が魔界の女王?
 …どういう事じゃ?
「確かに、神話では魔界へ連れ
 去られたとされているが、
 …何故魔界の女王に?
蒼天騎士団戦士
「バーサ=ダニカ神話の異聞として
 残るものに…
「ダニカ神が魔界の果実を口にし、
 身も心も魔界の者になった…
 と伝わるものがあります。
マグナス
「……魔界の果実…

(戦士)
「ダニカ神の復活と中央への協力が
 どの様に結びつくのか…
 現在は全く分かっていません。
「ダニカ神の復活と中央への協力が
 どの様に結びつくのか…
 現在は全く分かっていません。
蒼天騎士団戦士
「“真王”がそれを指示している
 わけではないようです。
「“真王”が進めているのは、
 “大いなる計画”と呼ばれる
 ものと思われます。
軍師ヒューゴー
「その内容も分からぬのか?
蒼天騎士団戦士
「…内容は分かりませんが、
 その計画の目的は掴みました。
「我々革命軍の鎮圧…
 そしてローディスの滅亡を目的と
 しているようです。
軍師ヒューゴー 
「ウィニアを中心に、大きな動きが
 ある事だけは確かか…。
「報告された内容から考えると、
 我々に残された時間も、
 あまり多くはないようじゃな。
蒼天騎士団戦士
「それと…、誠に申し上げ
 にくいのですが…
マグナス
「どうした…?
 気にせず伝えてくれ。
(戦士)
「ユミル王子の消息が
 分かりました…。

マグナス
「分かったのか!?
 ユミルは無事なのか?
蒼天騎士団戦士
「はい。ウィニア城でその姿が
 確認されました。


■クリア後探索
□レネヴェ城
軍師ヒューゴー
「住民から聞いた話じゃが、
 この地方には…
「“ケルベロス”や
 “下級のドラゴン”などが
 生息しておるらしい。
「共に人にはない能力を持つ魔獣じゃ。
 彼らを手なずけることが出来れば、
 大幅な戦力アップになるかもしれん。


□グレブミング(教会)
(金)若い女性
「ホント、アナタ達のような者が
 国中を自由に歩きまわるなんて、
「王都の騎士や貴族たちは、
 一体何をやってるのかしら…。
 しっかりして欲しいわ。
「もっと強い力で抑えつけないと。
 下級民たち、すっかりイイ気に
 なっているじゃないの。


□紡績の地クレムス
(藍)老人
「おまえ達、あの魔物を
 倒しなすったのかい?
「ほう、一体どのような魔法を
 使ったのじゃ?
 …ほうほう、なるほどな。
「いくら恐ろしい敵であっても、
 ちゃんと頭を使えば
 倒せるものなのじゃのう。


□寒村ケルメンド(酒場)
放浪の女魔道士(セイレーン)
「神や精霊の力を借りることなく
 発動する魔法があるの。
「アタシ達が知っている魔法とは、
 全く原理、系統の異なる力…。
 そんな魔法、使ってみたいわね。


□バイトラ(街路)(北方攻略後でも関係無し)
(金)年輩の女性
「北の大地には
 もう行ってみましたか?
「ほら山脈の向こうに見える雪原よ。
 年中、雪が降り積もり、
 人もあまり住んではいないの。
「けれど、北の地域を治める
 シルヴィス伯は、とても人望の厚い
 お方だそうだよ。
「貴方たちの力になって下さるかも
 しれないわ。



□ソンドリオ(十字路)(昼間)
???(ヴァンパイア(棺桶))
「ZZZZZ……

□ソンドリオ(夜間19:00〜05:00
闇の貴族
「ふむ、私になにか用かね?
 …恐れなくとも良い、私は紳士だ。
「キミは驚いているようだが、
 私のような者が人間に紛れて
 暮らしているのは…
「そう珍しい話でもないのだよ。


(ヴァンパイアなどで行っても特に変化無し)


□工業の地サーロ(街路)
(藍)少女
「アナタたちが、
 東方からやってきた頃からよ!
「こんな街中で、
 当たり前のように魔界の住人を
 見るようになったのは…。
「王都に近づけば、
 もっと状況は酷くなるわ…。
 ねえ、なにが起こっているの?
「中央は魔界になっちゃうの?




□教示の地ベルス(教会)
シスター(クレリック)
「ただ殺し奪うだけでは、人もオウガも
 何ら変わりはしません。
「では、人には何が出来ましょうか?
 我々はオウガと、
 どこが違うのでしょうか?
「さあ、力と知恵と勇気を持って、
 愛する者のため、この国の希望と
 なるために戦いましょう。


□レバディア砦
酒場の親父
「まあ、オウガ達に比べたら…
 あんたら革命軍の方が、
「少しはマシだよな。
 人の言葉が通じるもんな。

「…通じるよな?




□ヴィジィ砦
元中央軍兵士(パラディン)
「革命軍よ!
 何をモタモタしておるのだ?
「いつまでもこの地をうろつく理由など
 なかろう? 長引く戦争の影響で、
 この国の民は疲弊しきっておる。
「君たちには、幾分余裕も
 出てきたのかもしれないが、
 遊んでいる場合ではない!
「速やかに任務を遂行し、一刻も早く、
 子供たちが安心して眠れる日々を
 取り戻してくれたまえ。


■王都クリア後
□グレブミング
(金) 若い女性
「革命は成功しましたか?
 貴方達の目的は果たせましたか?
「でも、まだ終わってはいません。
 魔界の住人、ローディスの騎士たちを
 どうにかしなくては…。
「私たちは、王家の人間に不満を
 こぼしながらも…、あの人たちに
 まもられていたのかもしれません。
(改行位置不確実)


□工業の地サーロ
(藍) 少女
「ねえ、アンタ達、
 王様やっつけたんでしょ?

「そんな奴よりもさぁ、
 魔物を倒してくれない?
 こっちの方が被害甚大なのよ!!


□ヴィジィ砦
女性リーダー
「これ以上の暴挙は許さないわ!
 自分達の世界へ帰りなさいッ!!
男性リーダー
「これ以上の暴挙は許さん!
 自分達の世界へ帰るがいいッ!!
邪眼大公ミュルミュール
「邪魔をするな人間共よッ!

「貴様等の時代は終わりだ。
 …ダニカ様の復活だッ!!



□紡績の地クレムス:同
□寒村ケルメント:同
□バイトラ:同
□ソンドリオ:同
□レバディア砦:同
□教示の地ベルス:同


■戦闘後
<城内:マグナスとミュルミュール>
マグナス
「何故だ…? 何故魔界の住人が、
 一部の人間に協力する?
「お前達は人間を憎んでいるのでは
 ないのか?
邪眼大公ミュルミュール
「我等の女王を復活させる為ならば、
 その程度の感情は御せる。
「何より…
 ダニカ様の封印は人間にしか…
 選ばれし者にしか解けぬのだからな。
マグナス
「…選ばれし者だと?

邪眼大公ミュルミュール
「ダニカ様の復活は、
 我等を、魔を退ける。
「古の力と…
 強い想いを…持つ…
 …人間…だけが……

■ 全拠点、王都解放前と共通。 但し、グレブミングは、クリア前後で意味が通じてません)




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