- 15 イタカ山域 -



■イタカ山域
■クリア後

□修魔の地シボイガン
軍師ヒューゴー
「住民から聞いた話じゃが、
 この地方には…
「“フェアリー”や“グレムリン”
 “グリフォン”などが
 生息しておるらしい。
「天空を自由に駆け抜けることが
 出来るとなれば、
 戦略の幅は一気に広がるのぉ。

□宿場町カクトビック
酒場の親父
「パラティヌスの領土はもともと
 中央と東方、
「そして西部はこのイタカ山域より
 北側の地域だけだった。
 しかし、ローディスに従属後、
「ローディスは、元ニルダム王国の
 東側をパラティヌス国に治めるように
 命じ…
「翌年には南部地域までも領土として
 管轄するように言ってきたんだ。
 数年で、国土は一気に拡大した。
「まあな…いきなり国が広くなったと
 言われてもさ、オレもこの地に
 来るまでは、実感が湧かなかったよ。

□ベラクーラの町(酒場)
(藍)年輩の女性
「王妃様を亡くして以来、国王プロカス
 様は、お変わりになられた。
「悲しみに暮れたプロカス様は、
 国中から王妃様の肖像を集め、それを
 一つ残らず燃やしてしまった。
「プロカス様は、この国に王妃様の
 思い出が残らぬようにされたのさ。
 
「そしてお優しかったプロカス様は、
 ユミル様を忌み嫌うようになり、
 怯えるようにローディスに従った。
「いまのプロカス様からは、信じられ
 ないだろ?
 

□ナキナ
(藍)若い女性
「藍の民は敗北し、ニルダムは滅びた。
 この国も永遠に続く訳じゃない。
「この先パラティヌスの前に、
 どんな運命が待ち受けているかなんて
 誰にもわからないわ。
「私は生きている限り、現実から
 目をそらさず、きちんと事実を
 受け入れるつもりよ。

□教示の地ラピッズ
酒場の親父
「みんなが平等に…
 なんてオレは理想だと思うよ。
「強い者が勝ち、生き残る。
 それが自然の摂理じゃないか?
 あんたらだってその中にいる。
「勝てば悪政の国を救った救世主だし、
 負ければ国に混乱を招いた
 国賊でしかないんだ。

□ラチューク
(金)年輩の女性
「生き残った者、勝利した者が歴史を
 紡いでいくのです。
「ニルダム王国は滅びました…。
 歴史や文献に残されぬまま、
 皆がそれを忘れてしまったら、
「ニルダム王国は、
 この世界に存在しなかったことに
 なってしまう。
「貴方たちが知っている歴史だって、
 真実であるという保証は
 どこにもないのよ。

□僻土ケチカン
(藍)老人
「たとえローディスとの国境を間近に
 控えようと、わしは恐れはせん。
「昔、この国がローディスに従属した時、
 ヤツらを恐れた軟弱な貴族たちは、
 こぞって中央へと逃げ帰ったが、
「わしは、誇り高き藍の民として、
 戦うつもりじゃよ!!
 

□ティロロ
(金)老人
「ユミル様が西部の将軍におなりになる
 ということは、
「もうずっと前…ユミル様が幼い頃から
 決まっていたことなのじゃよ。
 皇子アムリウス様が中央を治め、
「弟のユミル様が中央を治める。
 まあ今となっては、ローディス教国に
 差し出した、人質みたいじゃがのう。

□要害地ガルスヴィンタ
元西部軍兵士(ナイト)
「この地を北に抜ければ、パラティヌス
 開国来の西部の地です。
「アジャール平原をまっすぐ北に行くと、
 西部の中心、ウェンティヌス地方に
 入ることが出来ます。
「ローディスとの接触を避けるのなら、
 険しい山道ではありますが、
 ケレオレス山域を進むべきでしょう。




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