ウィーグラフ・フォルズ
(Wiegraf=Fols):騎士・神殿騎士(処女1日生:30歳)
ホワイトナイト。汚れ無き精神を持つ聖騎士。五十年戦争の末期、戦力不足を解決するために結成された義勇軍・骸騎士団の元団長。骸騎士団は五十年戦争の敗北によって存在意義を無くし、何の報償も受けられぬまま解散させられたため、その後、反貴族を掲げて結成された“骸旅団”のリーダーとなる。
Chapter1. ガリオンヌを中心に、貴族などの支配者階級の圧政に苦しむ民を解放するため、各地で貴族に対して要人誘拐や暗殺などのテロ活動を行っていたが、北天騎士団を主とする大規模な反撃を受けて“骸旅団”は壊滅。彼自身もフォボハム平原の風車小屋でラムザたちに敗れ、エルムドア侯爵誘拐の真相をラムザに話した後、逃亡、行方をくらました。
Chapter3. その後、反貴族意識が教会側の利害と一致したため、神殿騎士・聖石『アリエス』を持つ新生ゾディアックブレイブの一人となった。
元は理想のために生きる高潔な男であったが、骸旅団の壊滅からは理想の実現のためには手段を選ばない、力を信奉する非情の戦士となっていた。
オーボンヌ修道院での聖石『ヴァルゴ』強奪の際、地下書庫で再びラムザと戦ったが、敗北。襲撃した神殿騎士イズルードを誘拐したアルマと共に逃がすことができたものの、自らは死に瀕していた。何もなさずに死んで行く、その絶望と悲憤から聖石『アリエス』が発動、喚び出したルカヴィ・魔人ベリアスと契約によって融合し、強大な“力”を得た。その後も“混沌”を望む邪悪なルカヴィとしてヴォルマルフに同行し、リオファネス城に現れた。ラムザたちの迎撃に出た天冥士マラークを追って、リオファネス城城内でラムザと一騎打ちになり、三度敗れる。
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ベリアス(BELIAS):魔人
魔人。4本の腕を持つルカヴィ。神殿騎士ウィーグラフが聖石『アリエス』によって転生したが、リオファネス城城内におけるラムザとの決戦で敗れ、死亡した。