| 名称 | 干将のミツイエ |
| データ | 盗賊 ゼノビア人？ 地・水N ソードマスター |
| 解説 |  ゼノビア王国北部カストロ峡谷に現れた盗賊。二度に渡って騒動を引き起こすが、魔女デネブ率いる紅燭魔術師団の攻撃によって倒され、戦死した。 |
| 由来 | 干将（かんしょう）。中国春秋時代の剣匠の名。呉王闔閭（こうりょ）は剣匠干将に剣の鋳造を命じたが、干将が最高の材料を使って剣を作ろうとしても何故か金属が混じり合わず、失敗が続いた。干将の妻莫邪は、夫から聞いた秘術によって剣を作らせるため、自ら炉の中にその身を投じる。すると、不思議と金属は溶け合い、そこから陽剣「干将」、陰剣「莫邪」の二振りの名剣が生まれた。干将は隠剣「莫邪」だけを王に献上し、名剣に喜んだ王の寵愛を受けたといわれる。「干将」は「陰々として亀紋あり」といわれ、刀身が黒ずんだ、亀甲のような模様のある剣だったらしい。 |
| 駄文 |
| 名称 | 邪眼大公ミュルミュール |
| データ | 魔族 Murmur 地N ゴーゴン |
| 解説 |  悪魔の子パウルによって空間の綻びから呼び出されたゴーゴン。召喚された訳ではなかったために召喚主の命に従わず、側にいたパウルの友人ティオキアを石化して姿を消していた。
魔界の女王ダニカ復活のため、中央軍に協力してパーフェスの地にいたところを、革命軍蒼天騎士団の攻撃を受けて戦死した。 |
| 由来 | 『地獄辞典』によれば、地獄帝国の大公爵兼伯爵で、音楽の魔神。コンドルにのった兵士の姿で現れ、無数のラッパ手によるラッパの音に先導されて現れると言う。 |
| 駄文 |
| 名称 | 民族 |
| データ | 用語 |
| 解説 | パラティヌス王国には、金の民、藍の民、南部部族の３民族が混在している。
  金の民。白い肌に金色の髪、青や緑の瞳を持つ民族。長い年月のあいだ農耕・牧畜生活を行い、他民族との争いが少なかったため、比較的温厚な気質を持つ民族。パラティヌス王国での人口比率は２番目に多い。金の民である開闢王が藍の民を降伏させて建国したという経緯から貴族には金の民が圧倒的に多く、開闢王にちなんで金髪碧眼を尊ぶ風習が残る。
  藍の民。白から褐色の肌に茶色か藍色の髪、藍色や茶、黒色の瞳を持つ。他民族との争いを繰り返してきたため、金の民に比べると粗野で好戦的。武を尊ぶ民族で、戦いに従事する者は呪術的な意味から髪を編む風習がある。人口比率は最も多く、その地位は貴族から奴隷まで様々である。
  南部部族。褐色の肌に、茶色や黒の真っ直ぐな髪と瞳を持つ民族。王国の南部地域で生活をしていた先住の少数民族。農耕に向かない土地での狩猟や採集を中心に自給自足の暮らしをしてきたため、文化的に他の民族よりも遅れている。近年は対等に交流し、文化面でも近付きつつあったが、１１年前の南部併合によって下級民として差別され、強制労働を強いられている。同族意識が高い。
他に、西部地域南部では、旧ニルダム王国のボルマウカ人が強制労働を強いられている。 |
| 由来 | |
| 駄文 | もっと民族の差異を生かしてくれれば良かったのに…。結局、あるのは設定のみ。 |