名称 | 雷火のヴァド・オロキ・ズレンカ |
データ | ニルダム王国〜ローディス教国ニルダム兵〜蒼天騎士団 222/光/14生(29歳) ボルマウカ人 Vad Oroqui Zulenka 風N グラップラー |
解説 | 旧ニルダム王国がローディス教国に敗北して以来、その指揮下にある『ニルダム兵団』の戦士長を務める男。その名は王から授かったものだという。激情型だが、根は真面目でいい男。
西進する革命軍に対し、中央騎士レイド独断の要請で西部軍に貸し出されるが、イタカ山域における蒼天騎士団との戦いに生き残り、同胞であるボルマウカ人の解放を機に他の者が西の同胞解放に向かう中、一人革命軍蒼天騎士団に参加する。 |
由来 | ヴァド。『イズァローン伝説』で、イズァローンの老将軍。
オロキ。『イズァローン伝説』で、イズァローンの遺跡神殿の主である竜。ティオキア王子の友人でもある。 ズレンカ族。『イズァローン伝説』で、樹海に棲む少数民。エコ族と対立する小人族。 |
駄文 |
名称 | ヴァート高原 |
データ | 高原 Vert Heights |
解説 | 西に中央との境界であるバルビカ山脈を有する雪原地帯。高い山々と厳しい寒さが人々の生活を苦しいものにしている。
逃亡した神官戦士長エウロペアを捜索していた御竜氏フリアエと戦闘になる。 |
由来 | |
駄文 |
名称 | 冥煌騎士ヴァプラ・シンベルグ |
データ | 神聖ゼテギネア帝国〜冥煌騎士 220/地/9生(32歳) ローディス Vapula Simberg 風N テンプルコマンド |
解説 | ローディス教国冥煌騎士団でテンプルナイトを統べる上級指揮官テンプルコマンドの一人。
元は国々を渡り歩いた流浪の騎士であり、他の団員とは雰囲気が異なる。かつては神聖ゼテギネア帝国に所属していたこともあるが、デボネアに敗北して地位を失い、仲間と共にローディス教国に渡ったらしい。 形に囚われることの無い純然たる強さを求めてきたため、あらゆる国の武器に精通しているが、オーソドックスな剣を携え、衝撃波を伴う特殊な剣技を使用する。 中央に現れた魔族の冥い波動に侵されて『暗黒道』に堕ち、自らの内に眠る圧倒的な強さを知る。その力を目覚めさせた中央軍・魔族と手を結び、蒼きバジリカで革命軍との戦いに臨むが、蒼天騎士団の前に敗北、戦死した。 堅城アンドヴァリでは、城に潜み、人を傷付けては生き血をすすっていたとも噂されていた。 |
由来 | ヴァプラ。『地獄辞典』によれば、グリフォンの翼を持つ獅子の姿で現れると言う地獄の大公爵。36の軍団を率い、哲学の力や英知を授けると言う。
ヒューゴ・シンベルグ(Hugo Simberg)(1873〜1917)。フィンランドの画家。 |
駄文 | 戦闘中は何故か金髪。専用グラフィックの無い寂しい方。 |
名称 | 累卵のヴァルナ |
データ | 革命軍 パラティヌス人 Varuna? 炎N ファランクス |
解説 | 革命軍一斉蜂起の際、フレデリックと共にヴォルムス採掘場近くの砦にいたファランクス。南部軍蒼天騎士団を食い止め、指導者フレデリックを逃がそうとするが、ビュラン砦の戦闘で戦死。フレデリックも蒼天騎士団に捕らわれる。 |
由来 | 累卵。幾つも積み重ねた卵の意で、危険な状態にあることのたとえ。
ヴァルナ。古代インドの『リグ・ヴェーダ』における天空神であり司法神。水と関係が深かったことから、後に仏教における水天となる。 |
駄文 |
名称 | 開闢王ヴィラーゴ・デュルメール |
データ | 国祖 パラティヌス人(金) Virago Dhurmer |
解説 | 故人。パラティヌス王国を建国した国祖。遊牧民族である藍の民に追いやられ、現在の東方の山岳地帯へ逃れていた『金の民』に現れた英雄。
トレモス山中でバーサ神との契約を果たし、神の力を授かったと伝えられていたが、実際は、トレモス山中で偶然発見したバーサ神殿のカオスゲートでダニカ神の分身であるダニカの騎士と接触。ダニカ神が復活する際の心の依代として子孫を捧げることを条件に『究極の力』を授かったものであるらしい。神の力による凍てつく風と大地の怒りを持って藍の民を襲い、現在の中央と西方に位置する肥沃な平野『黒の大地』を取り戻すと共に、金の民と藍の民をまとめて自ら王となり、パラティヌス王国を興す。 しかし、その際に使用した究極の力『禁呪』によって、パラティヌスを南北に分けるバトゥルメント山脈が生まれ、北方は寒さも厳しく作物も育たない永久凍土と化してしまった。更に北方の大地は引き裂かれ、いびつな形をした内海によって北の大地と切り離してしまったといわれる。 その後、『究極の力』の強大さに恐怖した開闢王はその力を封印。バーサ神殿を守るためにその場所をバーサ教祭主以外には秘し、関連する文献は、東方教会セレセスと王都ウィニアの地下書庫に分散して封印した。 |
由来 | ヴィラーゴ。イタリア語で「英雄」を意味する語? ヤマハのバイク。
レヴィ・デュルメール(Lucien Levy-Dhurmer) (1865〜1953)。フランスの画家。 |
駄文 | 元凶。 |
名称 | ヴェア高原 |
データ | 高原 Vair Heights |
解説 | 東西を山脈に挟まれた地域。トレモス山脈を避け東方教会セレセスへと向かう唯一の道。
中央軍の指揮官だった中央騎士ジールと戦闘になる。 |
由来 | シベリアリスの毛皮(仏)。紋章に用いられる毛皮模様の一つ。青灰色の背中、白い腹部をもつリスの一種の毛皮を繋ぎ合わせたものを図案化したもの。 |
駄文 | vair(リスの毛皮)がvarre(ガラス)に誤訳されて、シンデレラのガラスの靴が生まれたともいわれる。 |
名称 | ウェンティヌス地方 |
データ | 西部地域 Wentinus Region(Western Castle Talbia) |
解説 | タルペイア城を有する、西部の豊かな平原地帯。パラティヌス王国、西の玄関口である。元々は、イタカ山域以北のみであったが、ローディス教国によるニルダム王国滅亡に伴い、12年前(239年)にニルダム王国東部が西部地域南部として組み込まれることとなった。
地境マイリージャの荒城ダンクワルトとブルグント城の二つの関門を抜ければ南部、オールア平原のアンデロート関門とランデリッヒ砦を抜ければ中央、アジャール平原のノイストリエン国境砦を抜ければローディス教国である。 年間を通して温暖で湿潤な気候で、沼地なども多く見られる。わずかではあるが周囲を丘陵地に囲まれた豊かな平地を持ち、平地は綿花や麻、丘陵地は果実の栽培に適している農耕の盛んな地。特に南部には、古くからボルマウカ人が住み、海からの暖かい風によって栄えるセイブル低地を有する。 また、タルペイア城にはケレオレス遺跡の調査書があるという。 西部解放の際に副将軍アンキセスか冥煌騎士ボルドウィン、革命終結後には逃れていた冥煌騎士ボルドウィンと冥煌騎士リチャードと戦闘になる。 |
由来 | タルペイア(Tarpeia)。ローマ人とサビーニ人との戦いの時のローマ軍防衛隊長の娘。カピトリウム丘に陣を張る敵軍の王タティウスに恋をして結婚の約束を取りつけた後、サビーニ軍の手引きをしたが、その後、タティウスに裏切られて殺された。カピトリウムにはタルペイアの石と呼ばれる石があり、裏切り者はそこから突き落とされて処刑されたと言う。 |
駄文 |
名称 | ヴォルムス採掘場 |
データ | 採掘場 |
解説 | マキコル(?)山脈(Machicol Mountains)に囲まれた地域。バルダー鉱石を産出するヴォルムス採掘場を有する。
周辺を視察中のユミル王子襲撃事件が発生。奸人クァドと戦闘になる。南部軍に解放された後も、革命軍によって再制圧されて一斉蜂起の中心地となり、累卵のヴァルナと戦闘になる。 |
由来 | Worms。ドイツ・ライン河沿いの都市。ワイン「マドンナ」の生産地として有名。 |
駄文 |
名称 | 泡影のウジェーヌ |
データ | 中央軍 パラティヌス人(金) Eugene? 水L プリースト |
解説 | 西部地域までも手中に収めた革命軍に対して、国権を手にしたローディスから差し向けられた中央軍の指揮官。中央路ダーダネルスを侵攻中に蒼天騎士団と接触、小さな幸せを守るために戦うが、アケステース砦で戦死した。 |
由来 | 泡影(ほうえい)。はかないもののたとえ。
ウジェーヌ・ドラクロワ(Ferdinand Victor Eugene Delacroix)(1798〜1863)フランスのロマン主義画家。代表作『民衆を率いる自由の女神』など。 ギリシア語の「良家の出身」という意味に由来するフランス語の男名。女形はウージェニー。 |
駄文 |