名称 | 東部将軍ケリコフ・バルト |
データ | 中央官吏〜東部将軍 206/風/15生(45歳) パラティヌス人(金) Kericoff Barthes 炎N バニティ |
解説 | 東方教会に身を寄せていた中央官吏。独立傾向の強い東方教会が、革命軍と結びつく事を警戒して送り込まれた監視役だが、多くの供を連れて仰々しく赴任した後は、嫌がる神官戦士相手に、毎晩の様に宴を催しており、本人にその自覚が有るかは疑問である。
宴の最中に神官戦士イーリャに『魔界の果実』を口にさせて悪魔憑き事件を引き起こし、それを神官戦士団が神敵から聖地を守るために化け物の力を借りたとして報告。事件の真相を突き止めた功績で中央から新たに東部将軍に任命され、東部地域の慣例に従って東方教会の祭主も兼任する。信仰とは縁遠く、東部の民に支持されることはなかったが、東方祭主にのみ伝えられるバーサ神殿と『究極の力』の情報をもって冥煌騎士団に取り入る。しかし、情報を得た冥煌騎士団にも、指示を与えたアムリウス王子にも切り捨てられてしまった。東方教会セレセスで革命軍に敗れ、逃走する。 その後、ロムルス要塞からオールア平原を経てケレオレス山域にまで逃れ、究極の力の秘密を持ってローディスに亡命しようとするが、侍女マーリの死体から現れた赤子によって異界へと葬り去られた。 |
由来 | ケリコフ。『地獄辞典』によれば、ロシアの湖の魔神。嵐の中で竜巻を起こしたり、船を沈めたりすると言う。
ロラン・バルト(Roland Barthes)(1915〜1980)フランスの思想家。 使徒バルトロマイに由来するフランス系の苗字。 |
駄文 | 肥満体型で、いかにも無能そうな人物だが、暗黒道に堕ちることもなく、かなり高いステータスと戦闘能力を有している。…それなら戦わせずに、家臣一の戦士でも出した方が良かったよな…。 |
名称 | ゲルダ |
データ | パラティヌス人(南) Gerda? |
解説 | 故人。プロカス王即位(221年)より前、蒼きバジリカの中央貴族の屋敷で使用人として働いていたが、家の息子と恋仲になり、全てを捨てて南部で暮らす約束をする。しかし、下級民の暮らしに不安を持った相手が現れず、代わりに現れた父親によって屋敷を追い出されて南部の故郷である国境の町イールへと帰った。その後、独り暮しの不安からソアソン台地の娘の嫁ぎ先に移り住み、そこで亡くなった。恋仲になった相手への手紙を孫娘に残している。 |
由来 | アンデルセンの童話『雪の女王』でいなくなった少年カイを探しに行く少女。 |
駄文 |
名称 | ケレオレス山域 |
データ | 山・遺跡 |
解説 | パラティヌスを南北に分けるバトゥルメント山脈の西端。ケレオレスの山裾にはダニカ神が眠るという、ダニカ遺跡と呼ばれる古い遺跡を有する。パラティヌス開国来の西部の地にあり、険しい山道だが、イタカ山域から西部城へ抜けるルートとなる。
西部侵攻の際、幻日のジオルス率いる魔族と接触。ダニカ神復活を図る冥煌騎士ボルドウィン、復活したダニカ神と戦うことになる。 |
由来 | |
駄文 |